高周波暴露と比吸収率に関する情報
端末は電源オン時、またWi-Fi®やBluetooth®の機能が有効時、低レベルの高周波(RF)エネルギーを放出します。 端末からの高周波(RF)エネルギー暴露は、比吸収率(SAR)と呼ばれる測定単位によって定量化されます。 本端末のSAR値は国際的なSAR制限指針による規定を満たしており、その値は規定の上限を下回っています。
国際非電離放射線防護委員会(ICNIRP)或いは米国電気電子技術者協会(IEEE)が推薦するSAR制限値の指針を採用している国と地域は、次のSARデータ情報を参照してください。 ICNIRPによるSAR上限値は、人体組織10g当たりの平均値として2W/Kgと定められています。一方、IEEEによるSAR上限値は人体組織1g当たりの平均値として1.6W/Kgです。 これらの要件は科学的ガイドラインに基づいて制定されており、年齢や健康状態に関係なくすべての人の安全を確保するために設計された安全マージンを含んでいます。
本端末は標準化方式によりSARレベルの試験を実施しており、頭部及びその他の人体部位に対して、使用されるすべての周波数帯において認証された最高電力レベルで端末が発信している状態で行われます。 しかしながら、実際のSARレベルはこの値を大きく下回る可能性があります。これは、端末がネットワークにアクセスする際に必要最小限の電力を使用するように設計されているためです。 異なる端末モデルによりSARレベルに差異が生じる可能性はありますが、すべての端末が電波への暴露に関する規定に適合するよう設計されています。
SAR値及び試験距離は、測定方法、試験端末、及びWi-Fiホットスポット機能が使用されているかによって左右されますが、最も高いSAR値のみを表示しています。
世界保健機関(WHO)は、現在の科学的情報は端末の使用に関して特別な予防措置の必要性を示唆していないと指摘しています。 この件に関する詳細な情報については、下記のウェブページを参照してください。
http://www.who.int/peh-emf/en/ また、ファクトシートNo.193
http://who.int/mediacentre/factsheets/fs193/en/ 「電磁界と公衆衛生:携帯電話」もご参照ください。 SAR関連の更なる情報に関しては、次の無線通信機器製造業者フォーラムEMFのウェブサイトにも記載されています。
http://www.emfexplained.info/
特定の地域における比吸収率(SAR)についての更なる情報は、下記の地域別情報をご確認ください。
インド (IN)
台湾 (TW)
その他の国と地域 (RoW)